2006.12.19

漢字を正しく使い分ける辞典

 以前、毎朝楽しく聞いている「日本全国8時です」の火曜日のゲスト、詩人の荒川洋治さんが紹介された本なんですが、Amazonで注文してから届くまでに2ヶ月もかかってしまいました。

 荒川さんが紹介された通りで、とても面白い本です。

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2006.11.09

HTMLポケットリファレンス


 しばらくぶりに「HTMLポケットリファレンス」が改訂になったので、アマゾンで購入。
 第3版ぐらいが厚さはちょうど良かったのですが、だんだんページ数が増えて重く、開きにくくなってきたような気がします。誰でも知っているようなタグの説明を短くまとめたら、なんて思いますが、身勝手かな?

 帯には「累計30万部!」。税抜きの定価が\1,680。もし印税率が8%だとすると、1冊あたり134円40銭。その30万倍では、4,032万円。源泉を引いても3,638万円余。

 凄いですねぇ。(羨望)

2006.06.07

宮沢賢治

 私は小学校2年生になったばかりの4月に、小学校を転校しました。それまではずっと借家暮らしだったのですが、父が土地と家を買い、持ち家になった場所からの通学の関係でした。
 借家住まいだった場所は、天竜川に近く、また周囲には水田が多かったので、この季節には毎晩、物凄くたくさんの蛙の大合唱でした。

 転校したときからの担任の先生は女性の国語の先生でした。どんな時間帯だったのかはすっかり忘れてしまいましたが、その先生が度々童話を読み聞かせてくれました。その中でも強烈に印象に残っているのが「宮沢賢治」です。
 取り分け、「貝の火」という短編の童話が、深く心に刻まれています。きっと読んで下さった先生がとても上手だったのでしょう。その童話の中の風景までもがくっきりと脳裏に焼き付いているのです。

 うちの娘もそろそろ理解できるかな。

 「どんぐりと山猫」や「注文の多い料理店」あたりから読み聞かせたいな、と思っています。

2006.03.20

「星の旅」

 中学時代からの愛読誌「天文ガイド」。現在も相変わらず刊行されていて、アマチュア天文家の誰もが知っている代表的な天文誌です。
 この雑誌に、かつて著者藤井旭さんが小型望遠鏡をかついで世界を歩き回った記事が連載されていて、それを単行本として纏めたのが標題の「星の旅」です。
 この旅の中で藤井旭さんと共に旅をした小型望遠鏡の名機、TS式屈折赤道儀P型、略して「屈P」に、猛烈に憧れて、連載を読みながら、まるで自分が旅しているような気になり、夢中になっていました。そして、その後両親に懇願を続けて買ってもらったのが、昨年9月18日のブログ「中秋の名月」に出てきた望遠鏡、「屈P」です。

 「星の旅」の中でも、連載中に一番惹かれたニュージーランドの旅が今でも鮮明に記憶に残っていて、ややもすると自分が行って来たような気になりそうな程です。
 新婚旅行でオーストラリアを訪れた際に、夜、ホテル周辺を歩きながら見上げた空で、いつも見るオリオン座がひっくりかって見えたり、日本では殆ど見られない「南極老人星」カノープスが、シリウスと並んで輝いているのを見て、確かに南半球にいることを痛感しましたが、その時にも、頭の中には藤井旭さんのこの旅の記事で一杯でした。


「星の旅」の表紙
▲「星の旅」の表紙

古い本です
▲随分昔の話になってしまいました。

2006.03.19

「定本 蛙」

 私が大好きな詩人の一人、草野心平さんの代表作、「定本 蛙」。高校時代の国語の教科書に、この詩集から数編が掲載されていたのがきっかけで、大好きになりました。


定本「蛙」
▲草野心平 定本「蛙」


 装丁はオリジナルに似せて作ってありますが、もちろん初版ではなく、2000年3月に出版されたいわゆる復刻版です。
 表題どおり、全編が蛙をモティーフにした作品ばかりです。その中でも気に入っているのは「誕生祭」、「冬眠」。何れも教科書に載っていたものですが、実に独創的な作品なのです。


誕生祭末尾
▲「誕生祭」の末尾。

冬眠
▲「冬眠」


 私が幼少の頃過ごした信州の一軒家の借家の周辺は、その頃殆どが田圃で、初夏の頃には毎晩蛙の大合唱を聞きながら眠りについていたせいか、妙に蛙に郷愁を覚えます。「誕生祭」では、その蛙たちの大合唱が見事に詩の中に繰り広げられます。そして、最後は「ぎやわろつぎやわろつぎやわろろろりつ」が11行、ずらっと並んで、まさに子供の頃聞き続けていた蛙の大合唱そのものです。

 そして、「冬眠」。何の文字もなく、ただ黒い丸が一つ。周りはすっかり冬なのでしょう。音も無く、雪の多い年だったら、きっと真っ白な銀世界。夜には雪明かりでほんのり明るくなっているような様が、この詩から感じ取ることができます。

 復刻版でない、本物の「定本 蛙」を、一度見てみたいと思います。

2006.03.18

「天文台日記」

 中学生時代に学校の図書室で見つけて、半年ほどの間、何度も繰り返し借り続けた本があります。タイトルは「天文台日記」岡山天体物理観測所にお勤めだった著者、石田五郎さんが1年間の日記のスタイルで、天文台の様子、観測の様子を綴られた本です。
 「ちくま少年図書館」シリーズの1冊ですが、天文学に関わる部分は中学生にはかなり難しく、もちろん今読んでも全ては理解できません。それでも世界でも有数の天文台の雰囲気が直に感じられる内容で、しょっちゅう読み返しては悦に入っていました。
 中学卒業後も、暫く記憶の片隅に残っていたのですが、高校を卒業して上京した年に、書店で見つけることができ、すぐ購入して現在に至っています。生涯傍らに置きたい本の一つになっています。
 岡山天体物理観測所には、この本にも登場する口径188cmの大型反射望遠鏡と、太陽観測専用としては世界最大の口径65cmクーデ型反射望遠鏡などがあります。(後者は既に使われなくなっているそうです)

 先日、著者の石田さんが今どうされているのだろうとネット検索したところ、既に10年以上前に故人になられていました。

 あれから30年。未だに時々手にとって、随分傷んでしまった本と昔を懐かしんでいます。


表紙
▲「天文台日記」表紙。だいぶボロボロです。

巻末データ
▲もうすぐ刊行から30年になります。

2006.03.15

パイプのけむり

 「パイプのけむり」

 2001年に中国蘇州で逝去した日本の代表的作曲家、團伊玖磨氏が永年「アサヒグラフ」に連載された随筆です。中学校のときに教科書に1篇掲載されていたのが出会いだったと記憶しています。その後、高校時代の親友が好きだったのに影響を受けて、その後、単行本として編まれた「パイプのけむり」を買い集め、夢中になって読みました。

 團伊玖磨氏はオペラ「夕鶴」で世界的に有名ですが、「ぞうさん」「おつかいありさん」「ゆうびんやぎさん」や「ラジオ体操第2」の作曲者としても有名です。

 信州の実家の近くに喫茶店「パイプのけむり」があって(今でもあるかどうかは不明です)、結婚する直前に家内と一度だけ行きました。その時、こともあろうに京都で買って気に入っていた扇子を置き忘れてそのままにしてしまったという、残念な記憶があります。

 本家の「パイプのけむり」ですが、全部で27巻もあります。私は残念ながら2/3ぐらいしか持っていませんが、各巻のタイトルが面白くて、第1巻「パイプのけむり」、第2巻「パイプのけむり」、第3巻「続々パイプのけむり」、第4巻「パイプのけむり」、第5巻「又々パイプのけむり」・・・の調子で、最終第27巻は「さよならパイプのけむり」で終わっています。
 「アサヒグラフ」が休刊になったので、やむなく連載が終わってしまったのですが、この「さよならパイプのけむり」の各稿連載中に奥様の團和子さんが亡くなっていることと、その翌年に團氏ご自身が最期を迎えられたことを考えると、大変因縁じみたものを感じざるを得ません。

 先日、NHKの「あの人に会いたい」という番組で、團伊玖磨氏が取り上げられて、その懐かしいお姿に見入りました。


パイプのけむり 最終巻
▲パイプのけむり 最終巻

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