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2006.02.14

トリノ五輪と流星観測

 連日、トリノ五輪の映像が流れていますが、欧米諸国の選手が実に強くて、日本人選手が全くメダルを取れません。昨晩もスケート男子500mで最高位が4位。4年間のうちの僅か35秒を2回滑って、しかも1秒未満の差で勝敗が決まってしまうので、選手の精神力は想像を絶するものだと思います。

 さて、1/10秒というと非常に短い時間なのですが、これを感覚的に計った経験として「流星観測」があります。もちろん写真撮影による観測方法もあるのですが、目視での観測も貴重なデータになります。
 流星観測では、

 1.出現時刻
 2.継続時間(出現から消失までの時間)
 3.光度(等級)
 4.出現場所、消失場所
 5.色

などを記録します。流星が突然現れるために、観測は大変スリリングで、どのデータも曖昧になりがちですが、「継続時間」については、ある程度練習を積むことで1/10程度の精度の測定ができるようになります。
 1/10秒を感覚的に計る練習で、昔私たちがやった方法は、

 1.物の陰からボールなどをパッと見せる。
 2.パッと隠す。
 3.1~2を1/10秒まで計測できるアナログ式の時間測定器を使って計る。
 4.見ている人は、その様子を感覚的に計って、測定器との差を詰められるように努力する。

 そして、見ている人は、1秒間に均等に「だるまさんがころんだ」を言えるように練習して、見え始めてから消えるまでの時間、「だるまさんがころんだ」を繰り返し、1文字を1/10秒として換算します。例えば「だるまさ」で終われば0.4秒、「だるまさんがころんだだるま」まで行ったら1.3秒、といった具合です。
 地味な練習ですが、繰り返し練習すると、ある程度精度が出せるようになります。

 近年のスポーツでは1/1000まで精密に測定したり、高速度撮影カメラでゴールシーンを記録して判定したりと、厳密なジャッジが可能になっていますが、ハーフパイプ競技などを見ていると、そのジャジメントは審判員の感覚に任されている部分もあって、なかなか人間的だなぁ、と感心したりしています。

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